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Author: ishisaka Created: 2006/07/13 14:24
OPC Diary(http://www.isisaka.com/blog/)のNT-Committee2詰所です。

By ishisaka on 2006/07/29 18:27

はっきり言ってこの記事はマニアックです。

月刊アスキーがとうとう終わったからか、何となく昔のPCの基板の写真を雑誌やWebで見たりするわけだけど、80~90年代のPCの基板と今のPCの基板の違いにお気づきか。構成部品の数が違うのは決定的な違いだけど、今回は基板の上に載っている構成部品の違いに注目したい。一番大きな違いはアルミ電解コンデンサの有無だ。

昔のPCは基本的に電圧レベルがいわゆるTTLレベル、5V単一で構成されており、シリアルポートやFDDやHDDのようなモーターを持った回転物が12V 電源を使用しているのみだった。このため基板上はIC, LSIがほとんどで、ノイズ対策のためのセラミックコンデンサぐらいしかコンデンサは存在していない。一方今の基板ではメモリや周辺LSIの定格電圧も3.3Vに低下していたり、CPUにおいては1.数Vという低電圧になっており、PCの電源装置はこのような電圧を供給できないので、基板上に電圧降下回路を持っている。そして、この電圧降下回路で電解コンデンサが使われるようになってきている。

問題はそこで使われるアルミ電解コンデンサで、一般的にアルミ電解コンデンサは中に電解液というモノを持っているのだが、この電解液は薬剤であり、経年劣化するので、アルミ電解コンデンサは消耗品と見なされる。おまけに基板上のアルミコンデンサの配置を見ると、一番の熱源であるCPUの間近に置かれており、コンデンサの寿命を短くする方向に設計されている。(これはCPUに電源供給する回路で使用されているからで仕方がないけど)

このため、かつてのPCの基板はかなり長寿命(シリコン半導体の劣化など人間の寿命以上だ)で、電源の供給さえ何となれば数十年使用し続けられる可能性があるのだが、今のPCの基板はおそらくそんな長寿命ではない。がんばっても10年というところだろう。したがって長寿命の装置(の一部)としてPCを使用する場合には十分に留意しておいた方がいい。世の中多くの人が思っているより、そしてPCや基板の設計者が思っているより長い間使用され続けたりしているし、案外そういうものが社会基盤を支えていたりする。

構成部 ... Read More »

By ishisaka on 2006/07/20 6:13

今日はよっぽどついていないのか立て続けにはまっております。ちなみに解決方法は全て頑固なプログラマーこと竹森さんに教えて頂きました。

はまり1:Windows Backupでシステム設定のバックアップがとれない。

事象:

Windows Server 2003 R2 Std.上で、Windows Backupでシステム設定(Active Directory)をバックアップしようとしたが、VSS(ボリュームシャドーコピー)のエラーでバックアップが実行されない。

原因:

Active DirectoryのLOG保存ディレクトリの位置が悪い。基本的にはActive Directoryのデータベースが格納されるディレクトリと同じドライブにLOG保存のディレクトリがないとだめ。

(参考:マイクロソフトサポート技術情報 KB909265)

対応・対策:

Windows Serverをディレクトリサービス復旧モードで起動し直しKB816120に書かれたLOGファイルの移動方法にてLOGファイルをデータベースと同じディスクに移動し、再起動。この後バックアップに成功した。

(参考:マイクロソフトサポート技術情報 KB816120 (英文))

はまり2:Windows起動時にNETLOGONがID5719のエラーを出力しグループポリシーが ... Read More »

By ishisaka on 2006/07/16 3:44

この週末各WebのニュースサイトではCore2 Duoのベンチマーク結果が登場しおおむねAthron64よりいい成績を出しており、IntelもAMDの迎撃態勢が整ったかという感じの結果が出ている。IntelががんばればAMDもがんばってAthronを早くするので、Intelにはがんばってほしいと思う。

僕が注目するのは、ベンチでCore2 Duoが単純に早いと言うことよりも、ほぼ同じパフォーマンスでその消費電力がAthronと同等レベルにやっとなってきたという点だ。今までのPentium4/Dは電気を垂れ流すだけ垂れ流してやっとパフォーマンスを出してきたのだけど、それがここで多少リセットがかかった感じがする。消費電力が減るということは、単純に電気代が安くなるというだけでなくて、発熱も押さえられ、それによって筐体の設計にも工夫ができるようになるので、デザイン面で優れたPCが出てくる可能性もあり、ちょっとわくわくしている。

ただし、Core2 Duo用のチップセットである965シリーズのマザーボードを見ると、チップセットの発熱がかなり大きい(消費電力が大きい)のか、各社のマザーともチップセットの冷却に気を使っているので、CPU、チップセットトータルでの発熱量、消費電力量が下がっているかはちょっと冷静に見てみる必要がありそうだ。

ただもうそんなところで気を使っていても、今のPCはグラフィックチップがその辺の努力をすべてご破算にしてしまいかねず、今後はCPUの消費電力・発熱よりGPUのそれらが注目されるのではないだろうか。

By ishisaka on 2006/07/14 10:44

MRAMが生産開始というニュースが入ってきた。

MRAMは本当に画期的な技術で、計算機に本質的な変化をもたらす可能性を持っている。

現在の計算機のアーキテクチャはいわば妥協の産物である。主記憶のほかにHDDやフラッシュメモリによる補助記憶装置を持つ現在の計算機アーキテクチャは、主記憶が高価で、容量の制限があり、かつ通常使われているDRAMやSRAMが揮発性メモリであるために、仕方なしに磁気による記憶(HDDなど)やフラッシュメモリを補助記憶装置として使用している。本来のノイマン式計算機のアーキテクチャはフラットなメモリ空間に命令と、データが整然と並べられ、制御器の制御の元演算器がそれを粛々と処理していくのが本来のあるべき姿であって、現状の補助記憶装置にファイルとして保存されているプログラムとデータを主記憶にロードしそれを実行し、必要なくなったらアンロードするという現在のやり方は、前記の通り妥協なのである。

しかしながら、MRAMという、不揮発で、高速で、大容量で安価な記憶素子が登場することで、本来のノイマン式計算機の美しいアーキテクチャが現実的なものとなる可能性が大きくなってきた。

MRAMによってOSの姿、役割も変わっていくし、当然アプリケーションの作り方も変化していく。僕らが生きて、現役でいる間に大変化に立ち会うことになるかもしれない。

Freescale、MRAMの量産開始 PCウオッチ

By ishisaka on 2006/07/13 5:25

Virtual Serverに続いてVirtual PCも無償公開された。ほぼとき同じくしてvmwareもvmware serverを無償公開していて、仮想化ソリューションは無償化の動きが固まってきた感じがする。

ダウンロードの詳細 : Virtual PC 2004 SP1


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